今回は購入したメガネとそのメガネに選び方をご紹介します。
「メガネの選び方? 店に行ってかけてみて良いと思うものを買えばいいじゃん」
そのように感じる方も多いと思いますが...
皆さんはスーツに合わせるメガネについて考えたことはございますか?
メガネが体の一部である私はこれまでスーツに合うメガネなんて意識していませんでした。
「視力補正具」としてメガネでしたので見た目にこだわりませんでした。
しかし、ここ最近になって新しいメガネをが欲しくて色々見ていたのですが本当に数多くのメガネがあることに改めて気づきました。
またお店でメガネを試着しまくると服装やスタイルによって似合うメガネと似合わないメガネがあることを知りました。
カジュアルにハマるメガネがあればスーツにハマるメガネもある...
スーツを着るフォーマルからカジュアルまで幅広くハマるメガネは無いんじゃないかと思います。
仮にそのようなメガネがあるとすればどのシーンでもそこそこハマるだけであってどこか中途半端な仕上がりになると思います。
一見オシャレに見える人でもメガネまで気を配れている人はそう多くありません。
オシャレだけど今一つ押しが弱いだとか、何かが足りず惜しいという方の中にはメガネを替えるだけで一気に超オシャレに変わることもあるんじゃないかと思います。
スーツをキレイに着れているのに、顔映りがぼんやりするという場合は、スキンケア、ヘアケアと普段からのメンテナンスが重要な要素以外で解決策はメガネを替えることです。
それだけで顔映りが締まることが多々あります。
※困れば黒ぶちを掛ければ大体OKのような気もしますが...
ファッションにおけるメガネの可能性はとても高いように感じます。
メガネは結構重要ナアイテムだと気が付いたのですが、私のスーツやジャケットを着た時に合わせているメガネは、なにかこう締まりが悪いと言いますか...?
出来る男感が足りないな(笑)と感じて悶々としていました。
そんな中 SOLAKZADE(ソラックザーデ)という感度抜群なお店に出会います。
大阪住まいの私にはおなじみの阪急メンズ大阪の1Fに一店舗明らかに異質な雰囲気を醸し出している空間があります。
そこSがSOLAKZADE(ソラックザーデ)です。
ヴィンテージのメガネ、ジュエリー、時計を扱うこだわりの詰まった専門店です。
本店は東京 原宿表参道沿いにあります。
阪急メンズ大阪に行ったことがある人なら
何だこの店は!!??と驚いたに違いありませんね。
そこで購入したのがヴィンテージのSHURON(シュロン) RONSIR(ロンサー)というモデルです。
購入したのはSHURON(シュロン)ヴィンテージ ロンサー
SHURON(シュロン)は1865年にアメリカで創業された老舗光学機器メーカーで米国軍に光学製品を供給していました。
アメリカンオプティカル、ボシュロムと並ぶアメリカ3 大メーカーの一角です。
マルコムXやカーネルサンダースも愛用していたことでも有名です。

出典:wikipedia

映画「JFK」 ケヴィンコスナー
今回購入したロンサーは1947年発表されたモデルで全米でブームとなり1970年代までに1600万本販売された現代にいたるまでのアイウェアデザインに大きな影響を与えました。
そして現代にいたるまでデザインを変えることなく愛されているモデルです。
ロンサー詳細
今回購入したのは50サイズ(レンズ幅48mm,ブリッジ幅20mm)で、少し大きめです。
ソラックザーデの岡本さんは「50の方が似合う」ということで48となりました。
ガチガチのクラシックでいくのであれば46か48が良いのでしょう。
私はクラシックは大好きですが、今流行しているモノや考え方もまた素晴らしいものだと考えて、常々クラシックとモダンのバランスを取りたいと考えています。
クラシックやヴィンテージはその当時の良さがあり、現代には現代の良さがある。
そう考える私には見た目はクラシックでもサイズは少し大きく現代的な50が良いのでしょう。
リムはセルなのですがグレーと黒のマーブル調です。
真っ黒でないおかげか?あまり目元を強調しすぎず、オシャレな印象があります。
逆にリムとブリッジは12KGFでかなり光沢のあるシルバーとなります。
12KGFとは:金属の質とコーティングの種類を表します。 12K Gold Filled(12Kでゴールドコーティング=12金による金ばり)の略です。
金メッキやアルミではなく金なので、当時のアメリカの豊かさが感じられます。
写真ではわかりませんが、銀と比べて白っぽくまた光沢も強いためリムの黒と相まって目元を強調してくれます。
レンズはガラスです。
茶色を15%入れてもらっていますが、言われないと気づかないくらいですね。
ガラスはプラスチックよりも傷に強く、どこか高級感が出て良いのですがデメリットも大きく...
重いし割れるという....
そのデメリットはあり、掛けるたびに緊張しますが高級なメガネを掛けているという感覚が強くて背筋が伸びる気がします。
耳に引っ掛ける形が独特な「縄手」です。
耳を巻き込んでしっかりとつかんでくれるので、まず落ちません。
ただし調整をしていない縄手は耳に引っ掛かり痛い思いをします。
ソラックザーデのメガネのスペシャリストに調整してもらっているので痛くはないです。
似合うメガネに出会う方法
どう演出したいのかテーマを決める
メガネを買う際に漫然と
「仕事用のメガネが欲しい」
と選んでしまうと無難に選んでしまい満足できる一本に出会うのはなかなか難しいと思います。
大事なのは自分自身をどのように演出するかだと思います。
「どう見せたい」
「自分自身がどうありたい」
そういったテーマのようなものを決めると、満足できる一本に出会えると思います。
今回メガネを新調するにあたり
私が設定したテーマは
スーツスタイルを際立たせるメガネ
もっと言うと
仕事や交渉事がうまく見えるようスーツとメガネを組み合わせたい
というものでした。

映画「JFK」 ケヴィンコスナー
まさにこんな感じ
余談ですが仕事が出来る雰囲気はとても大切です。
第一印象で、この人は仕事が出来そう 信頼できそう という好感を与えることはビジネスにおいて有利なだけでなく、以降ももずっとその仕事が出来そう、信頼できそうという印象を引きづるといわれています。
しかも後から得た情報では第一印象は覆らないというほど最初に与える印象は強い効果を持っています。
というのも人間は偏見がすさまじく、自分が得た印象や考えなどを正しいという思い込みを強化する傾向があります。
つまり仕事が出来そう、誠実そう、信頼できそうと最初に感じてしまうと以降はその考えを強化する情報を優先的に集める傾向があります。
さらにはハロー効果という認知バイアスも働き「仕事が出来そう」という印象が後光のようになり「もっと良いところがある」と過大評価してしまいます。
第一印象ってめちゃくちゃ大事であるということです。
そのためにメガネはとても重要なアイテムだと思っています。
似合うメガネとの出会い方
テーマを決めたらメガネの探し方です。
好みのメガネが自分の顔の形に合うかどうかは主観で判断することは困難です。
人間は鏡を前にすると自然とベストショットの角度でしか自分を見ないといわれていて主観では何割増しかでイケていると思っています。
さらにgoogleなどで”メガネ 選び方”と検索すれば顔の形から選ぶ方法やマトリクス図などで自分はこのタイプが似合うんだなとみることはできますが、
その通りに選んでもなんか違うな...と感じることはあります。
大まかに面長や丸顔など判別できますが、顔の大きさ、瞳の大きさ、眉毛の形、各パーツの位置など皆違う。
当然のことですが、そこまで考慮に入れてメガネは選ばないと似合うメガネには出会えないように思います。
服もメガネも主観や好みで選ぶと失敗することが多々あります。
一番良いのは、あなたから見てこの人はオシャレだなと感じる友人や店員にどういったときに着用するのか?どういったスタイルで着用するのか?など伝えて客観的な立場と、その人のセンスで選んでもらうのが一番失敗がありません。
自分は人より優れていると考えてしまう人は多いです。
ダニング=クルーガー効果とも呼ばれる有名な認知バイアスの一つです。
ファッションにおいても自分は人並みにはセンスがあるとか、人よりはセンスがあると考えていること多いです。
しかし私自身は、いまだに自分自身のセンスを全く信用していません。
なんだったらファッションセンスは無いと思っています。
だからこそスーツやシャツ、革靴の着用のルールを学びキレイに着ることが出来ますし、カラーリングの合わせ方も理論的に理解しました。
私自身はファッションセンスがないと自負しているので組み合わせ方などを店員にガンガン質問します。
そうして知識を集めてルール通りにアウトプットしているだけなんですよね。
どう組み合わせるか迷ったりすると即相談します。
服が好きな店員なら喜んで相談に乗ってくれますから!!
こうして服について相談をしてきた結果、自分でいうのもアレですが私はセンスがあるように見えているんです。
メガネも一緒です。
今回購入したSHURON(シュロン)のRONSIR(ロンサー)についてもSOLAKZADE(ソラックザーデ)のスタッフさんに相談しまくりました。
色んなメガネを試着をさせてもらい似合う似合わないを超客観的にみてもらいました。
私以外のセンスのある人たちが選んでくれた一本ですから似合わないわけがない。という訳です。
スーツスタイルが締まるメガネが欲しい
相談した内容は
スーツスタイルが締まるメガネが欲しい。
ということだけでした。
なのでスーツを着ていきました。
実際に合わせることを想定したアイテムで仮仕上げをして相談したほうが相談される方もわかりやすくて良いでしょう。
これは何もメガネに限らず服選びでも言えることですが、
スーツの購入を考えているのであればスーツの下に着るシャツとネクタイを締めていった方が良いです。
ネクタイを購入するのであれば合わせるスーツとシャツを着ていきましょう。
革靴を選ぶ時でもそうです。
スーツに合わせるのであればスーツを着ていくのがベストですが、面倒な場合はそのスーツに普段合わせている靴下と同じくらいの厚みの靴下を持っていきましょう。
一般的にスーツに合わせる靴下というのは薄手です。厚みのある靴下は吸湿性の高いものが多くカジュアルなものが多いです。
とまぁ こんな感じで買い物をするとサイズ違いや、とんちんかんな買い物を極力防ぐことは出来ると思います。
話が逸れましたが...
スーツを着込んでスタッフさんに色々な相談がてら雑談などしました。
その話の中から選んでくださったのがSHURON(シュロン)のRONSIR(ロンサー)でした。
メガネを掛けた瞬間に「これだ!!」という直感が雷が落ちたように感じ、自然に声を出して笑いが出ました。
ここまで完璧に探し求めていたものに出会えるのかと感じました。
ただ主観ではこれだッと感じても客観的に似合っているのかわかりません。
そこで試着させてもらっている他のメガネを掛けてみて他のスタッフさんにも聞きましたが
「それが一番似合っている(SHURON(シュロン)のRONSIR(ロンサー))」と満場一致でした。
やはりロンサーとスーツこの組み合わせは王道ですね。
私自身もコスプレにならずに恥じない働きをしたいと思います。
おわりに
メガネを替えるだけでも表情は優しくなったり、仕事が出来そうな雰囲気にしてくれたり、威厳を高めたり印象を変えてくれます。
今回はスーツスタイルに合わせるメガネを選んでもらいましたが他の服にも合わせてみて新しい着こなしを楽しみたいです。
普段の何気ない服装にいつもと違うメガネを合わせると新しいスタイルが発見できるかもしれません。
メガネも結構な沼であることは間違いありません。
ただメガネ選びは奥が深い。
顔の形、瞳の大きさ、鼻の高さや細さなどパーツの大小は人それぞれです。
私に似合うメガネとあなたが似合うメガネは違うかもしれません。
そして自分の好みのフレームが本当に似合うのかは主観では判断することはできないといっても言い過ぎではないくらい私たちは自分自身を客観視できていません。
やはり近いセンスを持つ第三者に客観的に見てもらうのが良いでしょう。
そういう選び方をすると自然に感度の高いお店を選ぶようになり私が今回お世話になったお店であるSOLAKZADE(ソラックザーデ)の門をくぐっていることでしょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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